不真面目で一生懸命にイイカンジ

カメラと溶接と日々の思ったこと

一人の瞬間

午前5時

 

起きた訳ではなく、帰宅し、冷蔵庫に嫁が作っておいてくれたごはん的なおつまみ的な、そんな数品を食べ、

 

 

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 る前に、飲む!!!

 

 

 

 仕事から帰ってきてこの1缶目の一口目をごくごくと飲むときに心の中で

 

(俺の中の神様、今日もこうしてビールをおいしく飲む健康な体をありがとうございます。今日も一日それなりに頑張りました)

 

と気持ちだけは合掌し、今日一日の終わりを迎える。

そんな毎日。

 

ちなみに、この缶の飲み口をつぶしているのはまるでグラスで飲んでいるかのようにスルスルと口の中に流れ込んでくるから。不良の先輩に教えてもらったこの飲み方、お試しあれ。

 

 

 

 そして、帰宅してからAM6時までの1~2時間が唯一の一人の瞬間。

嫁と子供たちが起きてくるこの数時間が勝負。

Yutubeを見て終わる日もあれば、本を読んでやる気を満たす日もあり、ネットサーフィンして終わる日もあれば、引き続き仕事をする日もあり。

 

一日中ずっと子供から離れられない嫁からすると考えられない至福の瞬間。

 

 

帰宅するとちょいちょい長女が書いた絵やら手紙やらがパソコンデスクに乗っている。

 

 

仕事に追われ、時間に追われる毎日を過ごすと、こんなうれしいはずの紙切れですら麻痺して気にも留めない日があり、ただ端に寄せてパソコンの電源を入れる日もある。今思えばこれをどんな気持ちで書いているのかと思うと申し訳なくなる日が思い返される。 

 

返事、楽しみにしてるだろなぁ~。

と思いながら返事をしない日の方が多い。

 

”今、すぐやる”

 

これ習慣づけるために今、返事を書く。

 

。。。。。。。。

 

 

よし、書いた!

 

今日はふと、写真ってやっぱいいよなーって思い返すことがあったので、

最近使っていなかったPENTAX Qと K-30をちょっと手に。

 

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このQは嫁さん用に買ったのだが、i phoneに慣れてから手軽さに負けて俺のもとへ来た。

 

俺は自分用にFujifilmのXQ-1を買ったのだがそっこーで嫁さんに取られてしまい、

Q7も持っていたけどポケットに入れて歩くにはやっぱり異物感というか、

 

”カメラを持っていこう”

 

という気持ちがないと持ち出さないことが多くなり、どうせ持ち出すなら一眼を、

ということでQ7は売却してしまった。

レンズもさんざん01、03、06と買い揃えていたのだがすべて売却。

でもこのQは嫁が大切に使いまくっていたのと、子供の成長をきれいに残せていたのと、なんだか愛着が湧いてしまって、手放せなくなってしまっていた。

 

どうせ売ったところで二束三文だけど、初代Qは最初で最後のマグネシウム合金ボディだからか、Q7よりも性能としては確実に劣るのに、なんだか手放せない。

比較的使いやすい02レンズのみを残して今に至る。

 

めちゃめちゃ久しぶりにQで写真を撮ったが被写界深度エフェクトがあるi phone 7plusでは取れない写真があると感じた。

 

銀残し、リバーサルフィルムなどのカスタムイメージや最長30秒の長秒露光。

手軽さはかなわないけど一眼じゃなくても、i phoneじゃ物足りないから持ち出すだけの理由はあると今なら思える。

 

そしてK-70を買ってからどう使えばいいか迷子になってしまったK-30。

 

これも今日からフルで活躍してもらおうと前から考えていたことを実行。

 

それはM42のスクリューマウント専用機にしてしまうこと。

 

K-30を買ったきっかけにどっぷりカメラにハマってすぐオールドレンズに手を出して収集したレンズの一つ、

 

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INDUSTER 50/F3.5 パンケーキレンズ

 

ほかにもASAHI PENTAX 50/F1.4のアトムレンズもあるが、ひとまずパンケーキレンズというカテゴリーになんとも言えない 魅力を感じる自分としては、これをひたすら使い倒したいと思い、防湿庫の肥やしになっていたこのレンズをひっぱり出して装着させることに。

 

 

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 K-30のレンズマウント丸出しの金属部分と相まって、なんともメカメカしい見た目。

 

ここまでの写真すべてK-70にHD DA40mm

 

 

 

K-70にHD DA40mmと K-30に INDUSTER 50/F3.5 Qで撮影

 

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物にも気持ちがあるように思えてしまう自分はもしかしたらちょっとそういう病気なのかもしれないが、これでカメラはみんなそれぞれの方向が出来た。(こじつけ)

 

 

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K-70は普段撮り用、

K-30はマニュアルフォーカスで主に溶接や金属加工の時に気兼ねなく車庫で作業中にガシガシ使う用に、

Qは通勤で車に積みっぱなしにしていつでも撮れるように。

 

i phoneの便利さや手軽さには本当にかなわないけど、

手軽くない、めんどくさい、いちいち荷物になる、そんなネガティブな要素もカメラを知るとそれに負けない魅力があり、i phoneでは撮れない写真がある、だから一眼レフを買ったという一番最初の動機を思い出してこの

いちいち荷物になって、めんどくさくて、手軽じゃないカメラを使って、

”今”という瞬間に無心で集中できる、という価値をたくさん積み重ねていこうと再確認してこれからこの3台を使いまくって写真を、カメラを楽しもうと思う。

 

 

 

 

 INDUSTER 50/F3.5で撮った一枚。

 

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全然遜色なし。

 

常用決定。

 

 

PENTAXのカメラ2台をPENTAX Qで撮ってる時に何とも言えない共食い感を感じました。。。