不真面目で一生懸命にイイカンジ

カメラと溶接と日々の思ったこと

仕事の姿勢が結果として表れた瞬間

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PENTAX Q7 01 STANDARD PRIME F2.8 ISO100

 

 

先ほど、夜勤明けでコンビニに寄ってビールを買いに行ったとき。

レジで2名ほど並んでいてこんな夜明け前なのに混んでんなぁ。今まで人がいなかったのに俺が行くところに人が集まってくるジンクスを思いだした。

またそんなとこであろうと思ったが、今日は違った。(俺が行くときに限ってそんな状況になりやすいのは違くないが)

 

店員はたまに朝方見かけるダメそうな、出来なさそうな、そんなどんくさい空気感を持っているおばあちゃんおばちゃん(おばあちゃん?おばちゃん?みたいなカテゴリーの分類に困る感じ)

客のおっさんがあーでもねーこーでもねーとそのダメそうなおばあちゃんおばちゃん店員に面倒くさいタイプのクレームを言ってモメてるようだ。

 

こっちとしてはさっさとビールの銘柄を選んでサクッと会計してパッと出たいとこだったが、幸いにも持ち金が225円しかなく、おいしいビール350mlを買うか、質より量を取ってどんな添加物が入っているか知れないやっすい第3系のビールもどき500mlにするか熟考に費やしていたのでさほどとばっちりを食らうわけでもなかったので悩みながら聞き耳を立てていると

 

どうやらそのおばあちゃんおばちゃん店員に非があるような攻め立てっぷりで、おばあちゃんおばちゃん店員はその見た目通り強い意見に流されて潰されてしまうような、でもひたすら平謝りしてさーせん!!ちょ、ホントさーせん!!みたいなハキハキごめんなさいを発揮するでもなく、しどろもどろしながらも言い訳に聞こえるような説明と手際の悪さが絶妙なハーモニーで相手のクレーマーおっさんのおいしい所をどんどん引き出していくというクレーム沼にハマっていく様は可哀そうながらも自業自得感がぬぐえないありさまでございました。

 

俺がご来店させていただいてから1~2分後、そのおっさんは会計を済ませて出て行ったが、そのあとに並んで事の顛末を見ていたおっさんに「何がどうしたの?」的な質問でもされたのか、説明していたのを聞くと、どうやらコンビニ特有の

「時間賞味期限」

に引っかかった商品を手にしてレジに並んだのが、先ほどのクレーマーおっさん。

で、その時間賞味期限切れの検品を見落としてチェックを怠っていたのがそのおばあちゃんおばちゃん店員。それがまたなぜかクレームをつけるような相手の手に渡ってしまうのがこの世の不思議。偶然と偶然が重なり合い、必然が起きる、そんな一コマ。

 

私はこれを神の試練、もしくは神が自分への甘さの警告をしていて、これを乗り越えなければ今後も幾度となく同じことが繰り返される身に着けなければならない資質だと考えています。とか言っておけば、なんだか俺が知的でミステリアスでスピリチュアルな感じがするのでそーゆー事にしておきます。

 

っとゆーわけで、どんな経緯があったかは知らないが、因果応報。

その行動にして、その結果あり。

 

自慢とか、俺スゲーとかは思っていないが、一応管理職を8年ほどやってきて数百人以上のさまざまな人間を見てきたところ、顔と行動、言動、思考(性格)は一致していることが多いという自分の持論があり、このおばあちゃんおばちゃん店員はおそらく、言われたことだけやってあとは時が過ぎるのを待つだけ、自分の仕事に対する姿勢や努力、向上心、自律性、率先力などは持ち合わせておらず、社会における外れやすい歯車として機能してきたのだろうと思われる(私個人の主観)

 

何度かこの店員を見ていて(あぁなんかダメそうだなぁ。出来なさそうだなぁ・俺だったら雇わないなぁ。。)とは思っていたのもあって、過去に何回か俺がレジにいるのにややしばらく自分の作業に入っていたので周囲が見えていない、配慮に欠ける、そんなイメージがあったが今回のこの件があって,、あぁ~やっぱりなと確信した。

 

人間誰でも失敗はあるからだれかがミスしても自分は今後同じことが起きないように工夫すればそれでオケとか思ているが、このおばあちゃんおばちゃんは自分で

「チェックしてなかった」と吐いていたので確信犯。自分がすべき仕事に対して手を抜いていたということ。また自分にその自覚があったということ。

 

慰めの言葉でもかけようかとも思ったが、手抜きの自覚があったのでなにも言わず店を後にした。

 

高齢に差し掛かっている人が仕事で客に詰められるなんて場面はなんだかいたたまれない気持ちになるがこれも本人にとって自分を省みる人生の中のひと時だと思いながら人生って日々勉強と反省だなぁと思った出来事。

 

 でも、今後このおばあちゃんおばちゃんにこのような苦言を呈する人物が現れるのかということと、この年齢までそのようにやってきてこんな助言をしたところで心に響いて改心するのか?という疑問もある。

 

また視点を変えれば、もしかしたらこの人はシフトで変わったばっかりで交代前に働いていた手落ちのせいでこうなったのかもしれない。

こういう視点も持ち合わせていないと、頭から(こいつはダメな奴だ)と先入観をもって個人的に決めつけた人格になってしまうので、さまざまな要因や状況をちゃんと確認したうえで本当にそういう人物なのか、それともただ外れクジのババ引いた人生になりやすいだけで実は誠実な人物かもしれない、という目線。真実を見る目をまた養うようにしようと思った。

人のふり見て我がふり直せ

 

ま、こんなことほとんどの人にはどーでもいいんですけどね。でも、このブログは自分の記録用だからこんなことまで真面目に考える。

 

 また夕焼けとマジックアワーの写真を撮りにいきたいな~。